パープルサポートにご寄附のご協力をお願いします 

日本では3人に1人の女性が、夫・恋人からの暴力(DV)を経験し、
身体的・精神的ダメージを負っていると言われます。

DVによる被害からの回復には、
加害者のもとから逃れ、
生活再建を図るとともに、
その経験の整理と安心感、自信の回復などが必要で、
そのためにも、心理的支援は欠かせません。

しかし、行政では、DV被害者に対する継続的な心理的支援は
ほとんどありません。
心理的な支えがあれば、生活再建などの再構築も
よりスムーズに達成できると思います。

ウィメンズカウンセリング名古屋YWCAは、
DVに悩む女性のための支援を長年行なってきました。
これまでの経験から、1人10回程度の面接ができると、
ある程度の心理的負担を軽減することが可能です。

このたび、特に経済的に困難なDV被害女性の
心理的回復を支援しようと、
無料カウンセリングを提供したいと考えました。

女性たちの尊厳と心の回復のために、
ぜひ寄付をお願いします。

一口 1,000円 一口以上何口でも

あなたの寄付5口分で、カウンセリングが1回できます。

ご寄附の方法など、詳しくは、

http://www.nagoya-ywca.or.jp/wcny/wcnyshien.html#psupport

をご覧ください。

皆様の温かいご支援・ご協力をお願いいたします。

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トピックス! DV防止法・ストーカー規制法が改正~被害者救済へ前進! 

世界の女性の3人に1人以上が
DV(配偶者、恋人などからの暴力)の被害にあっており、
アジアと中東で最もその割合が高いという調査結果が、
世界保健機関(WHO)によって発表されました(2013年6月)。
これは、史上初となる世界規模のデータによる組織的な研究を行った結果によるものです。

同じ時期、日本ではDV防止法とストーカー規制法の改正が成立しました。

現行のDV防止法は、保護対象を配偶者や元配偶者から暴力を受けた人に限定しています。

改正法は、同居する交際相手からの暴力(デートDV)も対象とし、
接近禁止などの保護命令を裁判所に申し立てることが可能になります。

配偶者間だけでなく交際相手らによる深刻な事件・被害が相次いでおり、
被害者や支援団体からの保護の対象拡大を求める声が高まって
今回の改正につながったのです。
デートDVの現状からは、やっと一歩前進したといえます。

ストーカー規制法は2000年の成立から13年で初めて改正されました。

ストーカー行為によって殺害されるなどの痛ましい事件が起きるたびに
批判の対象となってきましたが、

今回の改正で
①しつこいメールをつきまとい行為に追加する、
②被害者だけでなく加害者の住所地の警察も警告を出せる、
③警察が警告しない場合、理由を被害者に書面で通知することを義務化する、

ことになりました。

改正ストーカー規制法は一部を除き10月に、
改正DV防止法は来年1月に施行されます。

被害者救済のために、支援の現場で的確、迅速な対処に活かされることを期待します。

(名古屋YWCA機関誌 2013年8・9月号掲載予定)

トピックス! アニメ「振り子」が及ぼす影響 

2013年6・7月号の名古屋YWCA機関誌より

アニメ「振り子」が及ぼす影響

お笑い芸人「鉄拳」の、
ぱらぱらアニメ「振り子」。皆さんご存知ですか?
現在、全世界にネット配信され若者の間で話題になっています。

スト-リ-は、
仕事のストレスから妻への暴力、酒と女性に溺れていく夫を
何も言わず優しく支える妻が病に倒れ、夫が目を覚ます。
夫は献身的な看病をしながら懸命に働いて
結婚式を挙げていない妻にウエディングベールを買い、
病院へ急ぐ途中に事故死する。
死を迎えた妻は夫と共に手をとりあい天へと昇っていく。

ネット上には「感動した」「涙が止まらなかった」など
絶賛するコメントであふれている。

妻に先立たれた有名人が妻を顧みなかった懺悔のコメントを、
辟易した気持ちで何度も聞いた場面と重なり、
世代を越え再生産される女性蔑視に失望する。

夫からの暴力が容認され、暴力を黙って耐え続けるのが理想の妻と
女性差別的な夫婦像が賛美され、暴力の被害・加害という感覚が持ちにくくなる。

歌やドラマなどからジェンダ-(社会的・文化的に作られた性差)に
まみれた恋愛観や結婚観がメッセ-ジされている。

名古屋市の調査では、
交際経験のある女子高校生・大学生の約2人に1人が
デートDVの被害者であるという結果がもたらされた。

情報が届きにくい若者世代、
だからこそDVを知る機会が必要と
ウィメンズカウンセリング名古屋YWCAでは、
教育現場でデ-トDVの出前講座を行っている。 

「トピックス!」を新たに開設しました 

いつもスタッフブログをご覧くださり、
ありがとうございます。

このたび、新たに「トピックス」のカテゴリを開設しました。

最新の話題、気になるニュース、日々感じていること…
それら身近な話題を
フェミニストカウンセリングの視点で、お話していけたらと思います。

なお、これらの記事は、
名古屋YWCAが隔月に発行している機関誌にも
掲載されています。
今年度の機関誌に掲載された記事も含めて、
随時アップしていきます。

どうぞお楽しみに。



2013年4・5月号の機関誌より

セクシュアル・ハラスメント~「セクハラ」事件の深刻さ

このところ柔道界が騒がしい。
2011年は元金メダリストによる深刻なセクハラ事件が、
2012年は全日本監督の暴力・パワハラに、
勇気ある抗議・告発をした女子選手たちが
日本のスポーツ界全体に潜在していた体罰・暴力を体質糾弾するきっかけを生みました。

セクシュアル・ハラスメント禁止規程は
「男女雇用機会均等法」の改正(1999年施行)によって生まれました。
セクハラは、あらゆる場所(職場で、大学で、学校で、地域社会)で起きており、
被害者は女性だけでなく男性も、そして子どもたちにも及んでいます。

「内柴」事件は、未成年学生に飲酒させ強姦に及んだ卑劣な犯行でした。
裁判では、被害者が告訴した勇気を踏みにじり、
彼は「合意の上」と容疑を否認、無罪を主張しました。
しかし判決は「指導者としての品性のかけらもなく、卑劣極まりない犯行」
「被害者の心情を無視した行為は悪質」と全面的にその主張を退け、
懲役5年の実刑判決(東京地裁)。
彼はオリンピックで二連覇しながら、準強姦罪の有罪判決で柔道界から永久追放され、
全ての栄誉賞をはく奪される社会的制裁を受けました。

被害者の回復には長い時間を要するかもしれません。
ウィメンズカウンセリング名古屋YWCAは
「性暴力」被害の実態を知る必要と防止教育を普及させることが急務と考えます。
今後も暴力を許さない姿勢で女性の相談・支援事業に携わっていきます。